ピーター・リンチの株で勝つを読んだのでメモ

ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け

この本投資家界隈では有名な本らしい。積読してあったのでGWに読んでみた。 相場の上げ下げには気にしない。まだ機関投資家が目をつけてないような、急成長銘柄を入念な調査により掘り出して長期投資すべしという内容。 急成長銘柄を掘り起こすとかはサラリーマン投資家には現実的ではないなぁとおもった。自分には現実的なスタイルではないけど、考え方は大変勉強になった。

メモ

マチュアの強み

マチュアでも勝てることがある 理解できない銘柄には投資しない 機関投資家が目をつけているような大型株は投資しない

投資を始める前に

家を買うように徹底的に調査をしてから株を買う 経済、相場を予想しようとしても無駄 機関投資家でもわからないような情報を仕入れられる銘柄であれば勝てる

有望株の探し方

自分の知らない株より自分が最も精通している分野の銘柄を狙う

6つの分類

低成長株

大きくて古い会社。GNPより少し大きい成長率。 配当高く安定。株価は上がらない。

優良株

年率10 - 12%程度の成長。不況に強い。

急成長株

年に20 - 25%成長。テンバガーを狙うならここ。

市況関連株

売上と利益が循環的に上下する企業。

業績回復株

業績不振の淵からはいあがった企業。

資産株

なんらかの資産を持っている株。

シンプルなビジネスモデルで、競争がすくなく、収益性の高い、退屈で、どの機関投資家も目をつけないような銘柄が急成長株となる。 派手で、かっこよくて、きらきらしていて、小難しい銘柄は避ける。

PERは低ければいいってものではない。業界や、競合のPERの相場、収益の成長性を考慮してPERを見極める。

投資する前に調査し、株価があがっていくストーリーを想像する。 定期的にそのストーリーから外れていないかをチェックする。 ストーリーから外れたときは銘柄を手放すとき。はずれなければ売る必要はない。