ひふみのレオス・キャピタルワークスの藤野さんが尊敬する投資家の一人としてあげていた片山晃さんの本。
藤野 英人氏(レオス・キャピタルワークス株式会社 代表取締役社長・CIO)|著名ファンドマネージャー・インタビュー|SBI証券
興味あったので読んでみました。
そういう地道な作業は向いていない、かといって値動きを読んでトレードで勝つほどのセンスもなさそうだという人はどうすればいいでしょうか。答えは明瞭で、投資で大きく儲けることは諦めたほうがいいです。
~ 略 ~
それでも勝ちたいというという人は次の3つの選択肢が考えられます。
- あまり適正がないことを自覚して、無理のないリターンをあげる手法を磨く
- 信頼できるプロフェッショナルを見つけ、自分の代わりに運用してもらう
- 投資でかつために自分自身を殺し、勝てる正確に少しでも近づける
いろいろインプットしていると、私のように本業の傍ら趣味程度に株をやっている人は、大勝を狙ってはいけないなと思う。 無理のないリターンを狙って、楽しみながら運用するに限る。
メモ
投資家になるということ
- 機関投資家は制約が多い、個人でも勝てる領域はある
- 諦めずに細々とでも市場に居続けたほうがいいと思う。仕事に役に立つこともあるかも。
株式投資で勝つための銘柄選定
- 決算書の分析自体には意味はない。数字の先にあるストーリーが重要。
買い方、売り方、見分け方のポイント
- いつ上がるかを想定してから買う。いつかあがるはご法度。
- 売るときに含み益か含み損かは関係ない。ストーリから外れたら売る。
- 誰もが共感できるシンプルなストーリーのほうがあげが強い
- 疑うことをやめた瞬間に大損へのカウントダウンが始まる。常にストーリーに欠陥がないかチェックする。
- 想定外の下落があった場合は必ず原因を突き止める