最近、米国の高配当投資がいいんじゃないかと思っている。
「勝つ投資 負けない投資」を読んだのでメモ - munaitaのメモ で片山さんは、トレーディングの才能もなく、膨大な時間をかけた銘柄選択をすることもできないけど投資で勝ちたい人には3つの選択肢があると言う。
- あまり適正がないことを自覚して、無理のないリターンをあげる手法を磨く
- 信頼できるプロフェッショナルを見つけ、自分の代わりに運用してもらう
- 投資でかつために自分自身を殺し、勝てる正確に少しでも近づける
僕が取る選択肢は1です。
さらにこう続く。
1は、大勝できないが手堅くて汎用性の高い手法を取り揃え、それを効果的に使い分けていくというもの。
~略~
企業の純資産価値に着目したバリュー投資や、配当利回りを基準とした銘柄選択、普段はキャッシュを熱く持っておいて相場が大きくさげたときにだけ出動するやり方など方法はいろいろあると思います。
さらに、 「MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法」を読んだのでメモ - munaitaのメモ でも大勝は狙うなとか。バリュー投資であれば(そもそもグロース投資は向いてない気がしている)、地味だけど過去のトラックレコードが優れている銘柄を安く勝ってBUY&HOLDすべしなどのアドバイスもある。
なんとなく、米国中心として、Indexと高配当銘柄の組み合わせた長期投資が自分にはあっている気がしてきた。
ということでこれを読んでみた。
すごくわかりやすく、なぜ米国がいいのか、なぜ高配当投資は安全なのかというのをとてもわかり易く説明してあった。初心者にもわかりやすく、高配当投資の道筋を示してくれる優しい本。
メモ
本当は死ぬほど簡単な米国投資
- 手数料が割高になるので約定代金は最低でも1120ドル以上
米国株が最強すぎる理由をあげてみた
- 200年の資料を調べた結果 株 >> 債権
- リスク許容度をあげるために大型ディフェンシブ銘柄を選好する
- 日本市場にはワイドモート銘柄は花王1社のみ。米国は100社以上
- 米国は日本より決算が優れた企業が多い
- S&P投資の弱点は時価総額加重平均型。S&Pへの積立は割高株を比較的多めに買い続けることになる。
- 現在ハイテク株がS&Pはハイテク株が多くの割合をしめている
- ハイテク株は弱気相場ではパフォーマンスが大きくさがるので注意が必要
- 高配当投資は功を奏するかも?
金が金を生む高配当マネーマシンの作り方
- キラキラ銘柄はダメ
- 地味だけど安定したキャッシュフローがあり、配当続けている銘柄を選好する
- 8 - 16銘柄の分散投資、セクターも分散させる
- 営業CFが着実に毎年増えている
- 営業CFマージンが15%以上
- 高配当株ではなく連続増配株を狙う。高配当株は不況時に減配することがある。
- 連続増配実績が20年以上 or 安定した配当が期待できる
- 景気局面ごとに強いセクター
- 回復: ハイテク、金融
- 好況: 資本財、消費財、素材
- 後退: エネルギー
- 不況: 生活必需品、ヘルスケア、通信、公益
ド素人投資の正しい投資法
- 簡単なルールに従うロボット投資家になる
- 相場は読めないと割り切る
- みんなの意見は大体糞、自分のスタイルを崩さない
- 半値になっても書い続けられる銘柄のみ買う