「ソフトウェア・ファースト あらゆるビジネスを一変させる最強戦略」を読んだのでメモ

ソフトウェア・ファースト あらゆるビジネスを一変させる最強戦略

ソフトウェアを中心としたビジネスの強み、作り方が体系的にまとまっている。 とにかく「ITの活用を手の内化」することだ。これに尽きる。そしてそれが本当に難しい。 ちゃんとしたIT人材が足りないからね。

SIerが取るべき戦略

将来のSierはどんな存在になるでしょうか?ギットハブのジェイソンワーナー氏は「SIerは専門に特化していくことになるだろう。」

業務委託契約とは言え、フリーランスでエンジニアをしている私はSIerに近いポジションだ。DXが進んでいくと、企業はITを手の内化する。外部への開発の委託は減る。そうなると特定の技術領域や、業界特有のソリューションに強いところが残る。

すでに、フリーランスは手の内化の一手ではあるからSIer(外注)との中間くらいのポジションだけど、やっぱり今後は専門性が重要だと思う。 っていうか、専門領域を深めないとなかなかいい待遇にはならない。

全員がプロダクト志向で考える

技術的な実現可能性はいったん忘れてユーザーが求めるだろう仕様を形にしようとしていました。それが究極のプロダクト志向です。

エンジニアはつい実現可能性を考えがち。そうではなく、常にユーザー目線をまずは考える。実現可能性は二の次。