「2050年 衝撃の未来予想」を読んだのでメモ

2050年 衝撃の未来予想

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ちょっと胡散臭い苫米地先生。頭のよい方らしいので、2050年の予想に興味を持ちました。テクノロジーから金融までずいぶん知識の幅が広い方のようで、随分刺激的な未来予想と歴史認識をされていておもしろかったです。

人間は120歳まで生きて、現在の国家間の存在意義は失われつつある、国家の存在意義である貨幣をコントロールする機能と物理的な国防機能の2つ。このうち一つの、貨幣に関わる機能も、デジタル化や仮想通貨でおびやかされていく。お金の価値は信用であり、この信用は今となっては国家よりもグローバル大企業(Google, Amazon, Apple)のほうが大きくなっている。みたいな話がおもしろかった。

あと、世界の中央銀行個人投資家にのっとられている!みたいな歴史認識の話もおもしろかった。

最後は、好きなことを仕事にしろっていう今どきな感じの〆でした。