2018年8月の資産運用収支報告

トータル収支

-3.27%

※ (現在評価額 - 投資総額)÷ 投資総額

また下がったー

ポートフォリオ

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主要ポートフォリオのパフォーマンス

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米国強し。完全に先進国マーケットを牽引してる。

新興国株大幅下げ。米中貿易戦争の影響かな。中国だいぶ下げてる。アメリカ長期利回りもあがってて新興国通貨も落ちてる。

日本はなぜかさげ。勘弁してくれ。ひふみがやばい。

購入銘柄

投資方針を変えた。

たぱぞう氏のブログが参考になった

シンプルな資産ポートフォリオの作り方 - たぱぞうの米国株投資

  • バンガード米国トータル債券市場ETF(<- new!)
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(<- new!)
  • ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)

投資銘柄リスト

振り返りと今後の方針

8月は全体的に下げ。8月は投資の世界では薄商いらしい。下げることが多いとか。

8月前半は米中貿易戦争と、トルコ危機でリスクオフ。後半はNAFTA合意の報道で一気にリスクオンとなったが対して上がりきらず。9月も貿易戦争問題ひきずってジリジリ下げてますね。。どこまで続くんこれ。

先月は全体的にいいムードになってきたって書いたけど、ふたあけてみたら全然だめ。ひふみもTOPIXに負けてるし。。あまりに日本株の動きが複雑なので、来月から大きく方針転換しようかと思ってます。長くなりそうだから記事書こうかな。

2018年7月の資産運用収支報告

トータル収支

-1.23%

※ (現在評価額 - 投資総額)÷ 投資総額

全体的に保有銘柄の評価額が上がってきている。保有比率の高いひふみ投信が今月は調子悪く、その影響で全体としては大きな伸びとはならなかった。先月比では+0.7%。

ポートフォリオ

円とドルMMFを含めたポートフォリオ

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円とドルMMFを除いたポートフォリオ

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主要ポートフォリオのパフォーマンス

先月

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購入銘柄

国内株の比率がおおくなってきたので、新興国株比率をあげるため新興国銘柄を買いまし。今までMSCIエマージェント連動の銘柄にしてたけど、FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ連動のものに変更してみる。大きい違いは韓国が対象から外れるらしい。

新興国投信ベスト3はこれで決まり - たぱぞうの米国株投資

  • 楽天新興国株式インデックス・ファンド (<- new!!)
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
  • ゴールド・ファンド(為替ヘッジなし)
  • <購入・換金手数料なし>ニッセイJリートインデックスファンド

投資銘柄リスト

振り返りと今後の方針

7月前半は貿易戦争も一時落ち着いた雰囲気もみせ、前半はじりじりと株価が上がっていきました。円安トレンドものっかり、国内株も伸びました。

7月終わりには、日銀の政策発表があり、引き続きデフレ脱却にむけた金融緩和を続けていくと発表。次期政権も安倍さん続行が濃厚になってきた。ブレーキはかかるものの、引き続き金融緩和は行われる見通し。中期で見ると、日米の長期金利差は次第に広がっていき、さらに円安トレンドに突入していきそう。円安、物価上昇のシナリオになるか。

昨日は賃金上昇のニュースもありました。賃金上昇が続けば、デフレ脱却も見えてきそう。

6月の名目賃金3.6%増 21年ぶりの高い伸び率:朝日新聞デジタル

今月も基本は、ゴールド, JREIT, 国内株, 米ドルMMFへの積み立て。国内株比率が高くなってきたので、一部、ドルMMFへの積立額を減らし、新興国株に回します。

黄金のアウトプット術 インプットした情報を「お金」に変える

黄金のアウトプット術 インプットした情報を「お金」に変える (ポプラ新書)

おすすめ度 3.6 / 5.0

成毛さんの本。影響されやすいので、この本読んだ後、インプットを減らし、アウトプットに集中しようと日々を送っております。

現代人は情報をインプットしすぎていると。インプットしているだけでは、頭が硬くなり、消化不良を起こす。一方、アウトプットしていくと、インプットだけではわからなかった多くの気付きがあるし、楽しいし、より多くの人の目につくようになり、機会が多くなる。究極的に言うと、どうやったらお金になるかというところを常に意識して、インプットをするだけでインプットの質は劇的に変わるよというお話。

「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」を読んだのでメモ

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

おすすめ度 3.0 / 5.0

著者の前作未来に先回りする思考法がめちゃくちゃおもしろかったので、読んでみた。個人的には前作のほうが好きかなーって感じでした。

この本では、現在の経済システムを抽象化して要素分解して説明してくれる。そして、ブロックチェーンや新しい経済システム/コミュニティーで少しずつリプレイスされていくよっていう話。

分散化がキーワードで新しい経済システムは中央集権ではなく分散化していく。そうなると、発信したり、好きなことを情熱をもって自発的にやっている人がつよくなるよねって話でした。

「ついにあなたの賃金上昇が始まる!」を読んだのでメモ

ついにあなたの賃金上昇が始まる!

おすすめ度 3.2 / 5.0

この本に続きリフレ派の高橋洋一先生の本。歯切れがよくておもしろかった。

初めの方は、アメリカの話。トランプは結構ちゃんとしてるぜ。安倍さんはトランプと蜜月関係築けてていい感じ。そもそも日銀ダメすぎ!FRB見習えって話。

次に日本。アベノミクスはいい感じ。安倍さんは国際経済がわかってる。そもそも、日本は経済的に遅れすぎ。リフレ派とかいう言葉は国際経済の場で通用しない。リフレ派が普通だからね。といった感じの、アベノミクスいぇーーって感じの話でした。

賃金は最近ちょっと上がってきたのかな?でも、なかなかインフレ率は上がらないんですよねー。だいじょぶかな。

「2020年 世界経済の勝者と敗者」を読んだのでメモ

2020年 世界経済の勝者と敗者

おすすめ度 3.3 / 5.0

経済学者ビッグネーム2人のお話。リフレ派といわれる人たちらしく、緩和推奨派。二人によれば、このままアベノミクスが続けば2020年日本は大変明るいらしい。

なぜか、異次元緩和に「出口」なし! 日銀危機に備えよ (PHPビジネス新書)や、東京五輪後の日本経済: 元日銀審議委員だから言えるなど、反リフレ派の経済学者の本に出会う機会が多かったので読んでみた。

まずお二人は、日本がバブル崩壊後ながーい停滞にあるのはデフレ脱却が遅れたからだと見ている。FRBはその結果を受けリーマンショックFRBは早急に大規模緩和を行い不況を脱出したらしい。そのレポートも存在すると。

では、なぜ日本はデフレ脱出が遅れたのか?日銀、政府がインフレ恐怖症になっているからだと。インフレ率が上がってくると、日銀、政府がストップをかけてきた。消費税をあげてたり、引き締めに移行したりして、インフレ率アップの腰を砕いてきた経緯がある。日本を回復させるには、思い切ってインフレに舵を切る必要がある。それをいまやろうとしているのがアベノミクス

ハイパーインフレを不安視する声にも心配ないと話す。アメリカは緩和しまくったけどハイパーインフレにはなっていない。それを見れば明らか。だそうです。

日本経済の状態に対しても楽観的なお二人。2015年時点でGDP比256%の政府債務はあるが、政府は547兆の資産があることを考慮すればそんなに債務超過ではないと。また対外資産も366兆と世界一持っている。だから、安定しており、実際日本国債は低金利で取引されている。だから、ハイパーインフレは到底おこらない。そもそも、円の負債は日銀で刷ればいいじゃん。ということでした。

総評。こういうの見ると、日本経済は中期的には良い方向に向かうのかもなーとは思えてきます。ただ、日銀はその後の出口戦略ちゃんとあるのかなとちょっと心配にもなったりして、長期的にみるとだいじょぶかなっていう不安感はぬぐえずでした。

「2050年 衝撃の未来予想」を読んだのでメモ

2050年 衝撃の未来予想

おすすめ度 3.2 / 5.0

ちょっと胡散臭い苫米地先生。頭のよい方らしいので、2050年の予想に興味を持ちました。テクノロジーから金融までずいぶん知識の幅が広い方のようで、随分刺激的な未来予想と歴史認識をされていておもしろかったです。

人間は120歳まで生きて、現在の国家間の存在意義は失われつつある、国家の存在意義である貨幣をコントロールする機能と物理的な国防機能の2つ。このうち一つの、貨幣に関わる機能も、デジタル化や仮想通貨でおびやかされていく。お金の価値は信用であり、この信用は今となっては国家よりもグローバル大企業(Google, Amazon, Apple)のほうが大きくなっている。みたいな話がおもしろかった。

あと、世界の中央銀行個人投資家にのっとられている!みたいな歴史認識の話もおもしろかった。

最後は、好きなことを仕事にしろっていう今どきな感じの〆でした。